この記事ではクレセント錠の交換をご自分でされようと思っている方や、既にご自分で交換しようとして裏板を落としてしまった方の対処方法について紹介していきたいと思います。
クレセント交換方法手順
採寸します
クレセントを別のメーカー品や汎用品に替える場合の採寸
- ビスピッチを測る
- クレセント受け座からビス中心までの引き寄せ寸法を測る
- サッシ部分からクレセントの柄の外ツラまでのクレセント高さを測る
クレセントを全く同じ物に替える場合の採寸
- ビスピッチを測る
- クレセント幅や柄の長さを測る
- クレセント厚みを測る
交換します
クレセント交換方法
- 片方のネジを取りクレセントをズラす
- 取ったネジを再度付ける
- 残りの2つ目のネジを外しクレセントを外す
- 取った手順と逆の手順で付ける
以上がクレセントの採寸から交換でした。
クレセントの裏板さえ落ちないように気をつければ難しいことはないです。
他のサイトにクレセントの採寸や種類など詳しく書かれていた記事がありましたのでそちらもご参照下さい。
では、クレセントの裏板が落ちた場合についてお話ししていきたいと思います。
クレセント裏板が落ちた場合の対処法3選
磁石を使って落ちた裏板を元の位置に戻す
まずは簡単な磁石で戻す方法を試してみましょう。
- 6mmのネオジム磁石に釣り糸をテープでひっつける
- クレセントネジ穴or中桟ビスのネジ穴から磁石を入れる
- 磁石で裏板を引き上げてネジを付けて止める
サッシ縦框を分解し、シーソーのように滑らしネジ穴まで持ってくる
- 縦框のネジを外し窓から分解する
- 落ちた裏板を縦框に入れて横にする
- クレセントネジ穴に輪っかにしたワイヤーを入れて裏板をネジ穴まで滑す
- ワイヤーに引っかかったらワイヤーを抜いて千枚通しでネジ穴同士を通す
- 調整しながらもう片方のネジ穴にネジを入れる
アンカーをネジ穴に入れて裏板にする
- 家研販売の後付け/薄板用アンカーを用意する
- ネジ穴にアンカーを入れて固定する
- クレセントを付ける
以上、裏板が落ちた場合の対処法3選でした。
まとめ
これで今日から、クレセントの交換や裏板が落ちた場合も対処できると思います。
裏板の対処法では、サッシ分解は少々難易度が高い為まずは磁石で試して、駄目ならアンカーをクレセントのネジ穴に入れて裏板の役割をしてもらう、という順番で試してみると良いかなと思います。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。
それでは次回も役に立つブログを更新しますので見に来て下さい。
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