防音対策に内窓取り付けを致しました!内窓ふかし枠の取り付け方法をご紹介します。

防音対策に内窓取り付けを致しました!今回内窓の取り付けは防音対策のため防音ガラスを使用しています。内窓は窓額縁の見込み寸法が70mmないと取り付けができません!(LIXIL・YKKの場合)なので、ふかし枠というオプション部材を使用し窓額縁に厚みを持たせて内窓の取り付けを行いました!ふかし枠を使用する場合はカーテンレール仕様が必須になります。

ではふかし枠ありの内窓取り付け方法をご紹介していきたいと思います!

ふかしありの内窓取り付け方法

①カーテンレールを外す

まずはカーテンを取り外します。(後で外しても大丈夫です。)何故かというと後ほどふかし枠にカーテンを取り付けるからです!ふかしありの内窓を取り付けると内窓が室内側に出っ張る分、カーテンが引っ掛かかるようになります。なので、後ほど取り付けたふかし枠にカーテンを移設します。ふかし枠はアングル材にふかし枠カバーを取り付ける形になります。

②ふかし枠を取り付ける

次にふかし枠を取り付けていきますが、ふかし枠の取り付け方をご説明します。まずは、スケールを使用し窓額縁の巾と高さを測り、その中心(センター)に印を付けます。次にそれぞれふかし枠が左右上下の4方枠があるので、ふかし枠も中心にマジックペンで印を付けます。そうしてふかし枠の中心と額縁の中心を合わせて取り付けていきます。ちなみに額縁の段差は2mm〜3mmのスペーサー材で段差を埋めます。ふかし枠接地面にスペーサーをマスキングテープで貼っておくと楽です。

③ふかし枠カバー、キャップを付ける

ふかし枠を付けたらふかし枠にカバー、キャップを取り付けます。

③内窓枠を取り付ける

内窓枠を縦枠から取り付けます。縦枠を付けて上枠、下枠を付けていきます。上枠と下枠は山なりに曲げると取り付けできます。内窓枠が垂直、水平になっているかサシガネで確認しながらビスで枠を額縁に固定していきます。

④防音ガラスを障子枠に組み込む

今回LIXILのインプラスを取り付けるため、防音ガラスは窓障子枠に組み込まないといけません。インプラスに防音ガラスはないので(安全合わせガラスはある)、防音ガラスだけ日本板ガラスのソノグラスを別途発注しました。

組み込み方はまずはガラスにグレチャンを巻きます。その次に障子枠をLの形になるように縦枠と下枠をビスで繋ぎ、上枠と縦枠を繋ぎます。繋いだ枠をガラスにはめ込み枠同士を連結します。

⑤障子を枠に建て込む

障子を枠に建て込んでいきます。建て込む手順はまずはクレセント受けのある窓障子を先に枠にはめ込み、次にクレセント付きの窓障子を枠に建て込みます。

⑥建て付け調整、外れドメをセットする

窓障子の戸車を高さ調整して建て付け調整します。戸車は窓下枠にあり、縦枠下側の側面のビス穴からプラスドライバーを差し込んだら戸車調整ネジがあるので調整可能です。プラスドライバーを右回しで高くなり、左回しで下がります。建て付け調整後クレセントとクレセント受けの位置調整をしてカギのかかり具合を確認します。調整できたら外れドメを上枠の正しい位置にセットします。ラベルシールが貼ってあるので説明文に従って付けましょう。

⑦カーテンレールをふかし枠に取り付ける

最後に、外しておいたカーテンレールをふかし枠に取り付けます。カーテンレール取り付けビスが付いているのでそれで打ち込みカーテンレールをふかし枠に固定取り付けします。

完成です。

まとめ

以上ふかし枠ありの内窓取り付け方法をご紹介しました!

内窓はふかし枠があるだけで工程がかなり増えるので時間は3倍かかりますし、特に慣れてない内は大変ですよね。でもふかし枠があることで外窓と距離ができ防音対策や断熱対策にもさらなる効果が生まれます。メリットもありますよね。DIYでの取り付けは無理しないようにしてくださいね。

この記事が参考になりましたら幸いです。

北九州市で窓の防音対策に内窓や防音ガラスを考えられている方は是非当店にお任せください!(宣伝も忘れずします笑)

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時々屋

日頃はガラス屋を営んでいる傍ら、空いた時間にガラスやサッシの修理ブログをまとめています。記事が少しでも皆様の参考になりましたら幸いです。

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