窓格子は自分で取り付けできる!採寸から取り付け方法が丸わかり

窓面格子を取り付けたいけど、業者にお願いすると思ったより高いな、1階の小さい窓くらい自分で取り付けできないかな?そう感じている方はこの記事は必見になります。

この記事では壁付け面格子の採寸から発注寸法、取り付けまでガラス屋が解説していきます。

面格子採寸方法から発注までの流れ

まず、面格子の採寸方法は簡単です。

窓サッシ枠の外外寸法を測る

まずお家の外に出て面格子を取り付けたい窓まで行きましょう。窓格子を取り付けたい窓のサッシ枠端から端までの巾や高さを測りましょう。測り方はスケールの先端がひっかけられるようになっているので、サッシ枠の端にひっかけ伸ばします。枠の端から枠の端を外外寸法ということにしますが、サッシ枠の横巾、高さを測り正確にメモします。

窓面格子の発注寸法を計算する

窓面格子の発注寸法は、横巾はサッシ枠採寸寸法+100mm、高さはサッシ枠採寸寸法そのままです。つまり採寸したサッシ枠外外寸法の横巾だけ+100mmしたら出来上がり寸法になります。

ちなみに窓面格子は規格寸法があります。オーダー寸法で発注すると値段が高くなります。壁付け面格子はビスを取り付ける位置を調整できるので(LIXIL面格子の場合)大きい分には問題ありません。規格寸法に近い物を選んで取り付けましょう。

発注はインターネットでも購入できます。

面格子取り付け方法

ブラケットを面格子に取り付ける

面格子を壁に取り付けするためのブラケットという金具がついています。この金具を面格子に取り付けておきましょう。ブラケットは動くくらいに少し緩めに面格子に取り付けしておきます。一旦壁打ちで固定したあとも面格子を横に動かして調整できるためです。

取り付け位置をけがき下穴をあける

取り付け位置を決めるため、面格子中心と窓サッシ枠の中心をマジックペンやテープで印しておきます。面格子を窓に当ててみましょう。けがいた取り付け位置を合わせブラケットの穴位置にマジックペンで印をつけます。ドリルで下穴をあけましょう。ビス径が4mmなら下穴径は3.3mmです。ビス径と同じ径で下穴をあけるとビスを打ち込んだ際にグラグラになるので気をつけましょう。

下穴表はこちらの表を参考ください

面格子を壁に取り付ける

面格子を壁に持っていき、けがいたサッシ枠中心と面格子中心を合わせます。LIXIL壁付け面格子は取り付けてしまえば横に動かして調整できるので、高さ中心だけあっていれば大丈夫です。ブラケットを壁に当ててビスにシーリング材に付けてビスを打ち込みましょう。シーリング材をビスに付ける理由は雨水がビス穴から壁を伝って侵入しないように防水のために行います。防水処理は必ず忘れず行いましょう。※万が一雨漏りした場合は自己責任でお願いします。ビスの打ち込みはネジがナメないようにしっかりインパクトを押し当てながら打ち込んでください。

面格子ブラケット壁にビス打ちしたら、面格子の中心とサッシ枠の中心があってるか確認しましょう。高さだけ合わしている場合は面格子を横移動して巾の中心を合わせて、ブラケットネジを固定します。

まとめ

この棋士では面格子の採寸から発注、取り付け手順をご紹介しました。面格子の取り付けは難しくはありません。ですが決して高所に面格子をDIYで取り付けようとはしないでください。DIYで取り付けができる面格子は1階で脚立を乗る必要がない場所だけです。もし少しでも高さがあるならやめて、必ず業者にお願いしてください。地上から高さ1メートルでも人は落ちたら命を落とすことがあります。

安全な場所で、安全を確保して取り付けくださいね。

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時々屋

日頃はガラス屋を営んでいる傍ら、空いた時間にガラスやサッシの修理ブログをまとめています。記事が少しでも皆様の参考になりましたら幸いです。

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