雨戸のカギが開かない?自分で雨戸のカギを交換する方法

雨戸のカギが開かなくて困っていませんか?経年劣化により錆びてカギが固着している場合、カギが開かなくて困ることがあります。そんなときは雨戸のカギを外して交換してしまいましょう。

この記事では雨戸の採寸方法や交換方法についてご紹介したいと思います。

雨戸錠のサイズ採寸方法

雨戸のカギを交換するために、まずは雨戸のカギを外して採寸していきましょう。雨戸のカギはビス二本で雨戸下枠に付けています。プラスドライバーで雨戸のカギのビスを左回しして抜き取りましょう。

雨戸錠を抜き取ることが出来たらカギの採寸をしていきましょう。カギの採寸箇所は下記のとおりです。

  • 雨戸カギのビスピッチ
  • 雨戸カギ差し込み部分の形状と寸法
  • 雨戸カギ厚み・幅・高さ

上記採寸箇所に加え、雨戸本体の右上にラベルがあるのでメーカーや型番を控えておきましょう。

控えた型番やメーカー、雨戸カギの採寸した控えをもとにメーカーオンラインショップなどで探してみましょう。同じ雨戸錠が見つかれば取り寄せしましょう。同じ雨戸錠が見つからなければ廃盤メーカーや廃盤雨戸錠の可能性があります。ただ、代替品や後継品がある可能性もあります。

ご自分で同じ雨戸錠が見つからない場合はガラス屋(サッシ屋)さんにみてもらうのも一つの手です。業者であれば、同じ雨戸錠でなくても似たような雨戸錠を探して雨戸錠が入るように取り付けできることがあります。その場合、雨戸錠切り欠きを作り直し、雨戸枠に雨戸錠が差し込める穴を作り直し、違う雨戸錠でも付くように加工取り付けを行います。

雨戸錠の交換方法

同じ雨戸錠が入りましたら雨戸錠の交換を行います。雨戸錠交換手順は下記の通りです。

  • 既存雨戸錠を取り外す
  • 新しい雨戸錠を取り付ける
  • 雨戸戸車を調整して雨戸錠差し込み部分が差し込み穴位置に合うようにする

①まずは既存雨戸錠を取り外します。取り外しはプラスドライバーを使い雨戸錠左右のビスを左回しで取ると雨戸錠が抜き取れます。

②古い雨戸錠が抜き取れたら新しい雨戸錠を付けます。雨戸錠左右のビス穴にビスを入れてプラスドライバーで右回しで締めると雨戸錠が付きます。

③雨戸錠を付けたらカギをかけてみて差し込み部分が差し込み穴位置と合っているか確認してみましょう。カギが差し込み穴位置に合わない場合、雨戸の戸車の高さ調整ネジを回して建て付け調整する必要があります。

雨戸の戸車は雨戸本体下枠の左右に一つづつ内蔵してあります。室内側からみると雨戸戸車がみえます。雨戸戸車をみると戸車中心に戸車調整ネジがみえるので、プラスドライバーで調整ネジを回し建て付け調整をしましょう。

戸車高さ調整ネジは右回しにすると戸車が上がり、左回しにすると戸車が下がります。雨戸錠の差し込み部分が差し込み穴に入るように調整していきます。雨戸錠差し込み部分が差し込み穴に入るように調整できたら雨戸錠のカギがかけられます。

以上雨戸錠の採寸から交換方法についてご紹介しました。

雨戸錠の交換をご自分で行う場合は、ぜひこの記事を参考に取り組んでみてください。難しい場合は無理せずガラス屋(サッシ屋)さんにお願いしましょう。

雨戸戸板(パネル)のみの交換方法をご紹介します
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時々屋

日頃はガラス屋を営んでいる傍ら、空いた時間にガラスやサッシの修理ブログをまとめています。記事が少しでも皆様の参考になりましたら幸いです。

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