当店はドアの不具合の修理を行っているドア修理専門店です。
ドアが勢いよく閉まる叉は正常に閉まらないなどの不具合や修理を行うお店が見つからない等、どこにみてもらっていいか分からない、そんな場合は当店をご活用ください。
強化ガラスドア用フロアヒンジES-1300交換(ボックスごと交換)
強化ガラスドア用フロアヒンジの交換を行いました。
フロアヒンジは店舗やビル、マンションエントランスなどのガラス扉の地面に埋まっているクローザー機能を持った装置です。フロアヒンジ本体(ドア下部)とトップピボット(ドア上部)によってドアを吊っています。ドアが勢いよく閉まる場合は、フロアヒンジのオイル漏れによりスピード調整できる内部の油圧ダンパーが正常に働かなくなることが原因です。
この場合、フロアヒンジ本体のみ交換により直ります。ですが、写真のようにボックスが錆びて、つつくと穴が空くほど劣化している場合、本体のみを交換しても直らないことがあります。ドアの開閉時にボックスが脆いとフロアヒンジ本体がボックスの中でズレてしまいドアの閉まる位置も一緒にズレる為です。
そのような可能性のある場合、当店ではフロアヒンジのボックスごと交換を行います。
廃盤フロアヒンジ交換
フロアヒンジ斫り替え品(NEWSTERのHS511)を使用し廃盤フロアヒンジ(NEWSTARのHS-211)を取り替えしました。
症状はドアが勢いよく閉まるうえに、閉まった際にドアの止まる位置がズレるということでした。自由開きのフロアヒンジではよくある事例かもしれません。
勢いよく閉まる原因はフロアヒンジ本体のオイル漏れが原因ですが、ドアが止まる位置がズレる場合はボックスの錆びによる変形や、フロアヒンジ本体の固定ネジの緩みが原因です。フロントプレートを開けるとよく分かります。
プレートを開けてフロアヒンジ本体を見てみると、フロアヒンジ本体の回りがセメントで固めてありました。一度応急処置をされたことが分かります。とはいえボックスが錆びて錆びくずが本体下に溜まるとフロアヒンジ本体がせりあがりドアが枠に当たるので早めの処置が必要です。
既存フロアヒンジは廃盤のため代替品指定されている斫り替え品にてフロアヒンジ交換を行いました。代替品なのに本体サイズが違うのはいつも気になりますが、ドアのサイズや重量、ドアにより適合するフロアヒンジが変わる為、指定代替品を使用しないと仕方ありません。
無事、ゆっくり閉まり正常に止まるドアになりました。
フロアヒンジ交換 | 価格 |
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本体のみ交換 | 6〜8万円(部品代による) |
ボックスごと交換 | 10〜13万円(部品代による) |
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