八幡西区にてLIXIL室内引戸戸車交換とレール取り替えしました!修理方法をご紹介します!

皆さんこんにちは!時々屋と申します!当店は福岡県小倉北区を拠点に北九州地域や近辺の建具修理を行っています。先日、八幡西区にてLIXIL室内引戸の戸車とレール交換を行う機会がありましたので記事にしてみようと思います。

戸車交換方法

LIXIL引戸の戸車はMDU734という型番の戸車が内蔵されていました!対象となる戸車はMDS192B,その代替品のMDU734が対象です。つまりお使いの引戸戸車を取り出してみて、上記型番に当てはまればMDU-734を使用し戸車交換ができます。

同じような戸車にMDQ739とその代替品にMDU177Bもあります。全て互換性があるのではないかと思いますが、調べた訳ではないので記述は控えます。なにせ引戸の戸車一つとってもメーカーは多数、種類は膨大で把握しきれません。私自身、都度問屋を通してメーカーさんに問い合わせていますゆえ。では、戸車交換方法をお伝えします。

①鴨居から引戸本体を取り外し寝かす

引戸本体を鴨居から取り出して寝かすと、戸車がビスで固定取り付けされています。そのビスをプラスドライバーで左回しして取り除きます。すると戸車が取り出せます。

②戸車を採寸する

戸車を取り出したら採寸していきましょう。その前に、戸車側面に型番の刻印はないか確認します。刻印があれば刻印から同じ戸車を割り出せます。刻印が削れていたり、ない場合は寸法から割り出します。

戸車の採寸箇所は下記のとおりです。

  • 戸車巾を測る
  • 戸車高さを測る
  • 戸車厚みを測る
戸車の採寸方法について解説します。

戸車の詳しい採寸方法は別の記事に記載しているため↑からご参考ください。

戸車の採寸ができましたら同じ戸車をネットショップなどで探してみましょう。なければ業者さんに取り付けをお願いしましょう。というより、本来は業者さんにお願いした方が確実です!

③新しい戸車に交換する

新しい戸車が準備できましたら戸車の交換を行います。交換前には彫り込み口の埃や毛などを取り除き清掃しておきましょう。取り付け方は、まず取り付けビス穴に埋め木をして、戸車を彫り込み口に挿し込み取り付けビスで戸車を固定します。プラスドライバーでしっかりと右回ししてビスを締め付けましょう。取り付け方は戸車を取り外した順番と逆になりますので、難しいことはありません。

引戸レール交換方法

①レールを取り外す

まずは引戸本体を鴨居から取り外してどこかに立て掛けておきます。次にレールを取り外します。レール取り外し方はマイナスドライバーをレールと床の取り合い部分の隙間に挿し込み、マイナスドライバーをこねるだけです。レールが固着している場合は、マイナスドライバーの背をトンカチで叩きながらレールを取り外します。

工具の取り扱いに慣れていない方は床に傷が付かないように50センチ角程度のベニヤ板などで養生しておきましょう。

②レール採寸する

取り外したレールはサシガネを使用ししっかりと採寸していきましょう。採寸箇所は下記のとおりです。

  • レール長さを測る
  • レール巾、高さ、厚みを測る
  • レール溝の巾、深さを測る

特に溝の巾、深さを測り間違えないように気をつけます。もし合わないレールを用意し取り付けてしまうと、戸車が脱輪したりレールの溝側面と戸車が干渉して摩擦抵抗が生じ引戸の開閉が重たくなります。レールの採寸情報を元に合うレールを探します。

③レール取り付け

レールの取り付けは簡単です。そのまま彫り込みにレールを嵌め込むだけです。レールが入りにくい場合は、レールが傷付かないように当て木をして、木の背中をトンカチで叩いて嵌め込んでいきます。これでレールの取り付けが完了です。

まとめ

この記事では題名通り、LIXIL室内引戸の戸車交換方法とレール取り替え方法をご紹介しました。DIYでLIXIL引戸の戸車交換やレール交換をされる場合はご参考ください。とはいえ、工具の取り扱いやDIYに慣れていない方が作業すると思わぬ事故や怪我に繋がることもある為、ご心配な方は業者にお任せしましょう。

北九州地域や近辺でお困りの方は是非当店にお任せください。

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時々屋

日頃はガラス屋を営んでいる傍ら、空いた時間にガラスやサッシの修理ブログをまとめています。記事が少しでも皆様の参考になりましたら幸いです。

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