玄関ドアクローザー交換はどこに頼めばいい?

最近、玄関ドアの開閉がスムーズに動かなくなってきた。閉まる時も「バタン」と音がするくらい速度が速くなって怖い・・・。何が原因なのだろうか。修理できるの?このようにお悩みではありませんか?玄関ドアは開閉をスムーズにするため上部に「玄関ドアクローザー」が設置されています。クローザーは玄関ドアの閉まる速度を調節することができるため、とても便利なアイテムと言えるでしょう。

しかし、玄関ドアクローザーは劣化すると本来の機能を失い、閉まる速度も調整できず扉が閉まる際急加速するため大変危険です。劣化した玄関クローザーは修理することも可能ですが、クローザー本体はそれほど費用が高額でないことから交換することをおすすめします。そこで今回の記事では玄関クローザーの交換について解説しますので、どうぞ最後までお読みください。

玄関ドアクローザー交換は自分でできるの?

玄関ドアクローザーの交換は自分でもできます。現在と同じ商品の交換であれば既存の物を取り外し同じ位置に新規玄関ドアクローザーを取りつけるだけなのでそれほど難しくありません。しかし、他社製品の玄関ドアクローザーに交換する場合、少々手間がかかります。

【玄関ドアクローザー交換手順】

1.既存玄関ドアクローザーを外す

2.ブラケットリンク(扉上部)を取りつける

3.固定金具を取りつけ(既存の穴へ)

4.本体にアームを取りつけ

5.本体を固定する

6.アームとリンクを連結して交換完了

既存玄関ドアクローザーを異なる商品に交換する際、固定金具の位置が違うことも考えられるため、ブラケットリンクと固定金具を取りつける箇所にあらかじめ「キリ」などで穴をあけておく必要がありますのでご注意ください。

玄関ドアクローザーの耐用年数

玄関ドアクローザーの耐用年数は10年~20年と言われています。使い方によっては耐用年数が短くなったり、長くなったりします。玄関ドアクローザーは油圧によりドアが閉まる速度を調整しているため、ドアを開けたあと人力で閉める必要はありません。玄関ドアクローザーの寿命を縮める一番の原因は「ドアを閉める際、強引に閉めてしまう」ことです。これにより玄関ドアクローザーに負荷がかかり、故障してしまうことが考えられます。玄関ドアクローザーに油が付着している玄関の床に油が付着している(クローザー直下)このような状況に遭遇したら、玄関クローザーが故障しているサインですので、早めに交換するようにしましょう。

玄関ドアクローザー交換の注意点

玄関ドアクローザーの交換に慣れている方であれば、作業はそれほど難しくありませんが、初めて行う場合、注意点があります。

【玄関ドアクローザー交換の注意点】

玄関ドアクローザーの種類(スタンダード型・パラレル型)に注意

<スタンダード型>

スタンダード型はドアの開く方向(外側)に取りつけるタイプです。室内側からは見えないのでドア周りがすっきりしています。しかし、外部に取り付けることにより雨・ほこりなどで故障しやすいというデメリットもあります。

<パラレル型>

パラレル型はドアが開く反対方向(室内側)に取りつけるタイプです。玄関ドアはほぼ、全てがパラレル型クローザーになっています。室内に設置されていることから外部の影響をうけにくく、故障もしにくいといえます。

●左右の違いに注意

玄関ドアクローザーは左右兼用になっているため、右開き・左開きのどちらでも使用できます。しかし、左右逆に取りつけてしまうとドアが開かなくなってしまいますのでご注意ください。

●道具を用意する必要がある

玄関ドアクローザーを交換するさい、用意しなければならない道具があります。

・メジャー

・プラスドライバー

・電動ドリル

・脚立

また、必要に応じマスキングテープ(位置決め用)、タオルなどです。全てネット通販やホームセンターで購入できますので、玄関ドアクローザー交換の際は忘れず用意しましょう。ドアクローザーは扉の重さにより素材や性能が変わります。室内ドア用と玄関ドア用では製品が異なるため、適したクローザーを選択する必要がありますので覚えておきましょう。

玄関ドアクローザー交換費用相場

玄関ドアクローザー交換に自信が無い場合、専門業者へ依頼することをおすすめします。玄関ドアクローザー交換は簡単そうに見えますが慣れていないと交換に何時間もかかってしまいます。最悪、交換できなかったということも考えられますのでご注意ください。玄関ドアクローザー交換費用は「製品」+「工事費」で計画しておきましょう。

【玄関ドアクローザー交換費用相場】

交換費用:5,000~20,000円

本体価格:5,000~20,000円(メーカーや形式によって異なる)

合計:10,000~40,000円

交換費用は施工業者により異なります。また、玄関ドアクローザー本体はホームセンターやネット通販での購入も可能なため、少しでも交換費用を安くしたい場合は商品を自分で購入し、交換だけお願いするという方法もあります。しかし、この場合、商品に初期不良や故障があっても施工店では保証対象外となりますので、商品の交換や修理依頼はご自分で手続きすることになりますのでご注意ください。

玄関ドアクローザー交換はどこでできる?

玄関ドアクローザーの交換は修理専門店やホームセンター、リフォーム会社などに依頼できます。会社の規模や形態により修理費用に増減がありますのでご注意ください。玄関ドアクローザーの交換をホームセンターやリフォーム会社に依頼した場合、会社の社員が直接交換するとは限らず、協力会社や下請け会社へ依頼することになります。基本的にリフォーム工事を請け負うサービスを提供しているところであれば、玄関ドアクローザー交換の依頼を受けてくれるでしょう。インターネットでも玄関ドアクローザー交換を受け付けている会社もありますので、気になる会社があれば問い合わせてみてはいかがでしょうか。

玄関ドアクローザー交換は地元専門業者への依頼をおすすめする理由

玄関ドアクローザーの交換は建築の知識がある人なら、余計な費用もかけず個人でも交換が可能ということはご理解いただけたことでしょう。では、なぜ、少し多く費用を払ってでも多くの方が自分で交換せずに業者へ依頼するのでしょうか?

【玄関ドアクローザー交換を業者へ依頼するのはなぜ?】

●間違いのない工事をしたいから

●交換に自信がないから

●製品や交換工事に対する保証が欲しい

ホームセンターやインターネット販売等で購入した玄関ドアクローザーはメーカーの保証があります。しかし、それは製品の保証であって、交換工事に関しての保証はなく、自己責任となるわけですね。また、取り付けミスがあった場合、玄関ドアに何度も穴を開けることになり好ましくありません。このようなことを想定し、玄関ドアクローザーの交換は業者へ依頼する方が多いのです。

しかし、少しでも費用を安くしたいという気持ちも十分理解できますので、玄関ドアクローザー交換は中間マージン(間に業者をはさまない)がなく、専門技術に優れている専門業者をおすすめしたいですね。ホームセンターやリフォーム会社は社員の多くが営業や販売、管理をしている人で構成されています。建築会社の形態として、運営は元受け、実務(工事)は協力会社に依頼することが一般的です。

しかし、このような形態は工事費用が高くなる傾向にあるため、費用を安くするためには実務(工事)をしている会社に依頼するのがベストなのです。また、実務をする専門業者が地元の会社であれば経費が安く、対応も早いというメリットもあります。玄関クローザーを交換するなら、地元の専門業者への依頼が最適といえるでしょう。

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